パロディ童話
☆☆「桃太郎」☆☆

むかしむかし、あるところん、爺さんと婆さんが住んじょったげな。
爺さんは山ん柴刈りに、婆さんは川へ洗濯に行ったげな。
婆さんが川で洗濯をしよったら、川上からふてぇ桃が「ドンブラコー、ドンブラコー」
と流れちきたげな、そっじ婆さんは、ひったまげてその桃を家ん持って帰ったげな。

婆:「爺さん〜爺さん〜爺さん〜爺さん〜」
爺:「なんけ!そんげおらばんでいいが!耳が痛ぇてなるわ」
婆:「すげーもん見つけたっちゃが!」
爺:「なんけ?あんたん声ん方がすげーわ」」
婆:「しんきな〜ね。人がなんぼ呼んでん返事せんちゃかいね。ノドが痛ぇなったわ」
爺:「どんげしたっけ?」
婆:「爺さん、わしゃ今朝、川でこんげな、ふてぇー桃を拾ちきたっちゃが」
爺:「どら、みしてん」
婆:「すげ〜じゃろ、どんげけ」
爺:「ひったまげた〜。町じ売ったらなんぼするじゃろかい」
婆:「あんたは、欲な〜ね。そんげなこつ、いうたらいかんわ」
爺:「じゃぁね、バチが当たるわ。喰おうかい」

そう言うち、爺さんはふてぇ包丁を持ってきたげな。
「トーン」と桃がふたつに割れたっと。
中から、命からがらちいせ〜赤ちゃんがでてきたげな。
「うぁ〜危ねぇとこじゃった」
爺さんは、それからというもの、くだもんを食べる時は、やさし〜実を叩いて
「お〜い中に誰かはいっちょるけ〜」と聞いてかい、くだもんを切るようになった
げな。もちろんその後、桃太郎は元気に育ったげな。めでたし、めでたし。

(教訓)
ふてぇもんを切るときは、やっぱ気をつけないかんね!

次号は「鶴の恩返し」お楽しみに(^^)v

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